トロント 地下街 PATH
トロント 地下街
PATH
トロントのダウンタウン中心部、Dundas St. の南側には、ギネスブック認定の世界一大きなTHE PATHと呼ばれる地下街があります。
トロントの地下街PATHは、地下の歩行者トンネル、トロントのダウンタウンのオフィスビルを結ぶ歩道のネットワークです。
地下街PATHの総延長は、30キロメートル以上です。
ギネス世界記録によると、トロントの地下街PATHは総面積371,600平方メートルの小売スペースを持つ世界最大の地下ショッピングセンターです。
地下街PATHには、約1,200のレストラン、ショップ、サービスがあります。
地下街PATHは、地下鉄Dundas 駅、Queen 駅、King 駅、Union 駅、St. Andrew駅、Osgoode駅と直結しています。
地下街PATHは
「ヒルトン・トロント」
「ケンブリッジ スイーツ・トロント」
「シェラトン センター・トロント ホテル」
「フェアモント・ロイヤル・ヨーク・ホテル」
「マリオット・トロント・ ダウンタウンイートン センター ・ホテル」
「デルタホテルズ ・バイ ・マリオット・トロント」
などのホテルと直結しています。
トロントの寒い冬、蒸し暑い夏、雨が降っている日、雪が降り、風によって体感温度がさらに下がる日、そのような日には、冷暖房が適度に調節された地下街PATHはとても快適です。
通勤、通学のときには地下街PATHの快適な空間を味わっている暇はあまりありませんが、トロントの休日を快適に過ごすこともできます。
トロントの地下街PATHをぶらぶら歩きながら来し方行く末に思いをはせる。
地下街PATHのカフェに入り、快適な空間でコーヒーを飲み、また、ぶらぶらしながら疲れたら別なカフェに入り、先ほどとは違う空間でコーヒーを飲む。
少し、考え事をしたり、音楽を聞いたり、本を読んだりする。
カフェでサンドイッチを追加で頼むか、散歩の続きを楽しみながら、行きつけのレストランに行くか、新しいおいしそうなレストランに入って食事をする。
一人で休日を楽しむときは、仕事のこと、家族のこと、趣味のこと、将来のこと、いろいろなことを考え、いい考えが浮かんだり、まとまったり、読書がはかどったり、リラックスできたり快適な1日を過ごすことができます。
トロントの地下街PATHには、車も信号機もありません。
トイレはすぐに見つかるか、散歩コースが決まっていたら行きつけのトイレを決めることもできます。
トロントは、カナダのオンタリオ州の州都であり、カナダ最大の都市であり、カナダの金融機関が集中しています。
カナダの五大銀行の本社はすべてトロントにあります。
ショッピングやコンサートなどのエンターテイメントも充実しています。
トロントはカナダの中では南部に位置し、オンタリオ湖に接していることから気候はカナダの中では穏やかです。
けれども、日本の雪国でない地域に住んでいる日本人からするとトロントはかなり寒い街という感じがします。
トロントの冬は平均気温が氷点下になり、寒い日は、日中でもマイナス10℃を下回ります。
トロントでは冬の季節に通常2回以上の大雪があり、少なくとも20cmを超える積雪となります。
これは、シカゴやデトロイトなどの五大湖周辺の都市に大雪を降らすコロラド低気圧によるものです。
トロントの夏の最高気温は30℃を超え、蒸し暑い日も多いです。
トロントでは、蒸し暑い夏、氷点下の冬、雨の日、冷たい風の日、地下の迷宮のような地下街PATHをよく散歩しました。
日本でも札幌や東京八重洲、新宿、横浜、名古屋、大阪、京都、福岡などに魅力的な地下街があります。
個人的には、人が多すぎず、少なすぎず、大阪の地下街クリスタ長堀が気に入っています。
大坂の地下街なんばウォークで喫茶店、レストランで食事、ぶらぶらしてまた喫茶店、その後、整体院、指圧等でマッサージのパターンも快適な一日の過ごし方ですが、このパターンだと1日があっという間に過ぎていきます。