クロサギ 早瀬

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小学館から発行されている「クロサギ」というマンガの話です。

 

夏原武 原案、黒丸による漫画です。

 

オレオレ詐欺とか振り込め詐欺だなんて悪い犯罪が起こっていたり、ATMに行くとオレオレ詐欺防止用ポスターが貼ってあるこの時代には詐欺に関することも他人事ではないなと思いながら読んだりしています。

 

詐欺師には、普通の人を騙して金銭を巻き上げるシロサギ、異性を騙して金銭を巻き上げるアカサギ、普通の人を騙さずシロサギやアカサギのみを騙すクロサギがいるそうです。

 

結婚詐欺師はアカサギにあたるようです。

 

このマンガは、ある父親が詐欺師(シロサギ)によって騙された末に一家心中を起こしました。

 

その家族の中で独りだけ生き残ったのが黒崎高志郎(くろさき・こうしろう)です。

 

この黒崎が世の中の詐欺師(シロサギ)を騙すクロサギとなって立ち向かうという作品です。

 

黒崎に詐欺の情報を与える人が桂木 敏夫です。

 

桂木は表向き、東京の御徒町にあるスナック「桂」のオーナーです。

 

裏の仕事として詐欺師に情報や、休眠会社などの詐欺道具を提供する商売(プランニングを行う事もある)を行っています。

 

作品の中で早瀬という人が桂木の部下としてでてきます。

 

早瀬は桂木の直属の部下でボディーガードです。

 

名前は不明です。

 

詐欺行為は行っていません。

 

裏社会に所属しているそうです。

 

桂木の下で働き出したのは2年前(いきさつは今の所、明かされていない)だそうです。

 

それまでは上海の犯罪組織に所属していたそうです。

 

中国名は「看不见」(カン・プーチェン)だそうです。

 

この早瀬という人が落ち着いていて、クールでかっこいい雰囲気を醸し出しているなあと思って読んでいたのですが、出番はとても少ないです。

 

感情の起伏は生まれつきか、ほとんどありません。

 

がっははははーと大きな口を開けて笑うところは想像できず、笑ったシーンもありません。

 

テレビドラマ・映画では早瀬 真紀子という女性に変わっていて 奥貫 薫さんが演じていました。

 

以下が、マンガ「クロサギ」の早瀬のセリフです。

 

こんな感じの方です。

 

場面はそれぞれ別の場面でセリフを言っています。

 

⇒のところだけ連続した会話です。

 

早瀬「おまえを岸に売ったのが桂木さんだという話はあくまでおまえの説だ。それが本当だという証拠はない」

 

早瀬「なら、桂木さんに聞いてみればいい。自分を売ったのはあなたですか、とな。聞いたところでムダなことはわかっているだろうが」

 

早瀬「助手席に資料がある。見たければ車に乗れ」

 

早瀬「やる気がなければやらなくていい。オレは自分で手に入れられた情報はすべて出した。これは桂木さんの命令ではない。どうするかはおまえが決めればいい」

 

早瀬「詐欺で無理心中?」

 

⇒ 桂木「死に損なったのはあいつだけだ。別に珍しい話でもないが」

 

⇒ 早瀬「ええ、そうですね」

 

このような感じで会話に無駄がなく、落ち着いていて、クールでかっこいい雰囲気を醸し出しているのですが出番がとても少なく、少し残念です。

 

たまに早瀬が出てくると「いい感じ」と思いながら一気に読み終わってしまいました。

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