電車で口論 中国 エンジン全開です。
電車で口論発生 中国女性の激しいエネルギーのぶつかり合いです。
いったいどんなものを食べるとこんな激しいエネルギーがわいてくるのでしょうか。
中国という国の国民性なのでしょうか。
面白いと思ったのは、この激しいやりとりの中で左の中国女性は本を取り出し、右の中国女性は口論の合間に左の女性と反対側を向き、しばし、小休止してから、再度、エンジン全開で怒鳴り返すところです。
左の中国女性は落ち着いて本を読めないのではないでしょうか。
この状況で読書がはかどれば、すごい能力の持ち主です。
右の女性が、左の女性と反対側を向くのは呼吸を整えているのか、間を持たせるためなのか、または反論を考えているのかもしれません。
自らの意見をはっきり主張することはいいことであるという考え方もあります。
思っていることをはっきり言わず、陰口をたたくのはよくないという考え方もあります。
けれども、この口論には論理の展開などというものはなく、ただ勢いがあるだけのような気もします。
ある場面においては、理があろうとなかろうと、論理的整合性があろうとなかろうと、長幼の序があろうとなかろうと、勢いだけで決着をつける。
それで十分なんだよという考えもひとつの真理ではありますが、下品でろくでもない女たちは勢いと頭の回転を武器に闘い続けます。
競争の激しい、人がとても多い社会では、おしとやかな女性は踏みつけにされてしまうのかもしれません。
また、中国人同士ならどんなに怒鳴りあっても、かばんやハンドバックから変なものを取り出して相手を攻撃することはないという相互信頼のようなものがあるのかもしれません。
中国は羅針盤、火薬、印刷技術を発明した国、紙を発明し改良した国、史記や三国志の国、北方の異民族との闘いの歴史の国、またその歴史の面白い国であり、かつては興味とあこがれを持っていました。
けれども、実際に行ってみたり、いろいろ調べてみたりするとイメージしていた国と、どうも違うようだということも多々ありました。これが現実というものかもしれません。
中国と日本の違いをよくわかっていない、
「中国と日本はほとんど同じでしょう」
「どちらも同じような文字を使っているし」
という外国の方にたまに会うことがあります。
そのときは細かいことをくどくど述べずに、こう答えるようにしています。
中国と日本はまったく異なる別の国です。
「中国人は犬を食べます」
「日本人は犬を食べません」
「あなたの国では犬を食べますか」
犬を食べない国の人だと、「なるほどねえ」という感じで納得してくれます。